理美容・トリミング鋏のロマンを具現化する男
カリスマ美容師をはじめ、多くの理容師・美容師に認められ、天才と謂われる理美容鋏職人が新潟県三条市に居る。
日々研鑽を重ねて国内外から高い評価を受け、マスコミにも何度も取り上げられて現在に至る。
人と技と心の融合。鍛える・削る・磨く・研ぐとは、鋏の加工のことだけではなく、栗林氏の生き方をも含めた言葉であると確信する。
現在、韓国や中国でもシザーを製造しているが品質において日本製と格段の差がある。しかし、日本製でも問題を抱えている商品はまだまだ多い。
「多くの理美容師に、そのことに気付いてもらいたい」という想いも栗林にはある。
更に日本国内は元より、アジア・欧米各国の業界関係者からも賞賛の声が届いている。栗林の新たなロマンは始まったばかりである。
従来のセニングとは全く違う発想で創られた21世紀のセニング
従来のセニングとは全く違う刃の形状を取り入れることで、髪を傷めずカットすることに成功しました。
特殊な形状の刃は従来のセニングの常識を打ち破りました。
従来のセニングでは刃の構造上どうしても髪の毛を傷めます。そのため、セニングの使用を控える理美容師も結構いらっしゃいます。
S.Pleasureのセニングは、刃の形状が従来のモノとは全く違います。髪を傷めない特殊形状の刃を使っております。また、くし刃に棒刃と同じ切れ味を持たせることで切れ味もアップし、カットシザーと同じ感覚で切れるセニングを実現しました。
髪を傷めないための構造
セニングの櫛刃の先端部分を見ると右図のようになりますが、従来のセニングはVやUの溝に入った髪は比較的痛まずに切れます。
しかし溝に入らず上の部分に残っている髪は、棒刃に潰されて髪が痛む原因となっていました。
S.Pleasureのセニングは溝に入らない髪は櫛刃から滑り落ちる構造になっておりますから髪を傷めません。
Material
山砂鉄を使ったステンレス鋼を特殊鍛造した素材を100%使用しているのは当社製品だけです!
地球上で今現在スウェーデンと日本の島根県を中心とした中国山地にしか採れない世界に誇れる不純物の少ない貴重な材料が「山砂鉄」です。
山砂鉄を原料として生み出される鋼は日本を代表する刃物、日本刀に最も適します。その山砂鉄を使った素材が日立金属製の「安来鋼(やすきはがね)」です。
S.Pleasureのシザーは、不純物の非常に少ない高純度の「ATS 314」「SUS 440C」だけを使用。
シザー業界の中で日立金属製安来鋼「ATS 314」「SUS 440C」を材料として特殊鍛造素材を100%使用しているのは当社製品だけです。
「ATS 314」「SUS 440C」がシザーに与える影響
日立安来鋼「ATS 314」「SUS 440C」を材料とした特殊鍛造素材を使うことでシザーの品質は大きく向上します。
切れ味のアップ
調子の良さ
切れ味の持続
コールド液などの薬品に強い
(ATS 314)